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子どものチカラで ことばが芽吹く

更新日:2月13日


言語聴覚士への相談で多いのは、


・ことばがでない、語彙が少ない

・発音、滑舌が気になる、聞き取れない

・読み書きが極端に苦手

・話がかみ合わない、説明がわからない




このような相談を受けた時、

言語聴覚士なら、


・ことばがでない、語彙が少ないのは・・・

 → 状況の理解が不足しているから?

   人への注意が薄いから? 模倣のチカラが足りないから?  


・発音、滑舌の気になる、聞き取れないのは・・・

 → 舌の動きが不器用だから? 単語の一音一音を聞き取れてないから?


・読み書きが苦手なのは・・・

 見え方に課題があるのか? 文字と音と一致してないことなのか?


・話がかみ合わないのは・・・

 → 相手や話の理解が不足している? 話の推察力がたりないのか?


など

子どもの状況」を把握し「どうしてか」を考えます。


そのために

保護者の方からヒアリングしたり、子どもを観察したり、一緒に遊んだり、必要に応じて検査をします。

(話はそれますが、言語聴覚士は特にこの作業が得意なんですよ)




例えば

こどもの「発語がない」という心配ごとについて考えます。


子どもの発語の畑

 

私たち言語聴覚士が 畑の荒れている部分や凹んでいる部分をを見つけます


そして「ここ畑を耕すよ」と一緒に子供と耕すわけです。

一つだけでなく他の部分も耕す必要があるかもしれません。


いい感じに畑が整って準備ができたら「発語の芽」が自然と芽吹きます。

発語の芽を吹かせるのは、行き着くところ「こども自身のチカラ」なんですね。 


言語聴覚士が、魔法のような方法で「えいやー!」とやって ことばがでるわけではないんです。(いやーすみません)


レッスンには、言語療法、目的に適切な教材など、うまく耕すために、子ども一人ひとりに合わせたツールを使用します。



例えで「発語」を取り上げましたが、


「発音」や「読み書き」などについても、


凹部分を「平らにならしたり 強みで補えるように」 それに応じたレッスンをします。


周りの人たちが応援やサポートして、ことばの芽をニョキっとだすのは子ども自身です



ことまるのレッスンでは、保護者の方といっしょに チカラの畑を耕したり、応援・サポートしています。「おうちでやってほしいこと」を具体的に提案することがあります。


レッスンごとにお子さまの状況を把握し、保護者さまと一緒に連携しながら進めていることもことまるの特徴の一つになっています。








 
 
 

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